
サバイディー🙏 『sho-blog』のShota(@n_a_b_e_cp3)です!
ラオスのルアンパパーンでの旅も終え、次なる目的地はベトナムの北部にある『ハノイ』と言う街へ向かいます。
ラオスのルアンパパーンへと向かうルートも主に飛行機を使う場合やバスで行く方法の2つがあります。
しかし、タイトルにもあるようにルアンパパーンからベノナムのハノイまでバスで行くとなるとなんと
「25時間」もの長旅になってしまいます。
一部のバックパッカーの中では『死のバス』とも呼ばれています…。
1日中バスに乗るとなるとやはりそれほど過酷なんでしょうか…。
しかし僕はその『死のバス』を使ってベトナムのハノイまで目指すことにしました。
なぜ25時間にも及ぶ過酷なバス移動を選ぶのか、、
それにはいくつか理由があります。
まず、『節約』です。
飛行機でハノイで行くよりバスで行くほうがかなり安いです。
(それぞれの価格は後ほど説明します)
あと、『陸路での国境越え』をしてみたかったからです。
他の国では当たり前にできるかもしれませんが、日本は島国なのでなかなか陸路での国境越えをする機会がありません。
陸路での国境越えってバックパッカーにとってロマンがありますよね…。
最後の理由としては、『死のバスに乗ってみたかった』からです。
ネットでかなり過酷な国境越えとあり、僕の中では乗ってみるしかないかという気持ちになりました。
前回、チェンマイからルアンパパーンに移動する際も20時間のバス移動し、かなり過酷でしたがなんだか冒険してるって実感します。
もしバスか飛行機か迷っていて、時間と体力に自信があるならバスで挑戦してみてくだい!
ルアンパパーンからベトナム、ハノイへ25時間のバス移動/チケットの取得方法と乗ってみた感想
チケットの取得方法
チケットの購入はルアンパパーンの中心街で行うことができます。
レストランなどが栄えてるエリアに現地のツアー会社が数多くあるので、そちらでハノイ行きのバスチケットを購入することができます。
(もちろんハノイのみではなく、フエやダナン行きもありました)
バスのチケットですが、約4400円ほどで購入することができました。
ルアンパパーンからハノイまでの航空券を調べると…
(skyscanner 2020最安値月 で検索)

最安値で調べましたが、片道でも10000〜12000円ほどします。
バスの価格が4000円台なので驚異の半額以下です!
これだけでもかなり節約になりますね〜
出発のスケジュールは夕方からの出発なので、当日での予約でも行けそうですが、念の為前日までにはチケットを購入しておくことをお勧めします。
購入すると時刻などが書かれてる紙をもらうので当日持って行くようにしましょう。
待ち合わせ場所を確認したら予約完了です。
25時間のバス移動
出発はチケットを購入したツアー会社の前に集合でした。
1台のトゥクトゥクがが迎えにきてくれて、いくつか他のお客さんも乗せ、相乗りでバスステーションまで向かいます。

バスステーションまで行くとバスに荷物を入れて準備していました。
バックパックなどの荷物をバスに詰めるのですが、入りきらない荷物はバスの上に積み上げていました。
自転車などもバスの上に乗せていて終わるのに結構時間がかかりました。

6時くらいに準備が完了してようやく乗り込めます。
なぜか海外旅行者は優先的にバスに詰められ、奥の席に適当に配置させられます。

こちらがバスの席になります。
もう寝る用の椅子ですね。椅子は上段と下段はあるのですが、
間違いなく『上段を選んだ方がいいです!』
理由は、バスには多くの人がのり、椅子に座りきれない人も出てきます。
ほとんどが現地の人たちなのですが、その人たちはどうやってやり過ごすかというと
「通路に毛布を敷いて通路に寝っ転がります」
幅もそんなに広いわけではないので、通路に寝っ転がられたら顔がすぐすぐ横にある状態になります。
そのな状態で25時間はかなりきついですよね。

乗ってみた感じです。
上段の席なので、開放的ではあります。
足元が少し窮屈ですが、ゆったりと自分の好きな体勢で寝っ転がれるので楽です。
また、かなり大きめの毛布が配られるのでクーラーの寒さも耐えられますし、首や腰周りに敷くだけでかなり楽です。
僕はこの時間を使ってBlogの執筆作業をしてました。
時間が長いので何か有効活用できることを探しておいたほうがいいと思います!
ただボーッと過ごしていると、少し病みます(笑)
本を読んで時間を潰そうと思っている方もいるかと思いますが、
移動中バスはかなり揺れるので本を読むことはオススメしません!

朝が明け、10時ほどになるとバスが停車しまいした。
国境に到着しました。
荷物も全部おろして出国手続きを行うため、全員で移動します。
すごく適当なイミグレーションを終えて、次はベトアムへ入国するための手続きをしに行きます。


建物を出て皆のあとついていくと何もない道が現れ、ひたすら歩いていきます。
なんと『徒歩』での国境越えでした。
かなりの距離を歩き、ようやく入国所で荷物検査、イミグレーションをしてみんなと待っていました。
そこからかなりの時間待ったのですが、どうやらバスの中やバスのあらゆる所を調べていました。
不法侵入者対策ですね。

再びバスは走り出し、お昼1時ごろに小さな街でランチタイムがありました。
かなりローカルな食堂だったため、僕は外で待っていました。
ルアンパパーンを出るときに何か携帯できる軽食を買っておけばよかったと後悔…。
その後も特に苦労なく時間は過ぎ、夜8時ごろにベトナム、「ハノイ」のバスステーションに到着しました。

バスから降りると、タクシーのキャッチがたくさんいました。
ここで捕まるとぼったくられるかと思い、キャッチを振り切って少し離れた所へ向かいました、1人の若者のタクシー運転手が懲りずにひたすら付いてくるので、しょうがなくその人のタクシーに乗ることにしました(笑)
25時間という長い国境越えを終え、疲労は溜まっていましたが、ゆっくり自分の時間を過ごせたのでよかったです。
冒頭で『死のバス』と呼ばれているとお話ししましたが、
椅子も快適でしたし、「死のバス」というほど大変ではなかったですよ。
おそらく、ルアンパパーからベトナムへ行くバスも昔とは違い、快適になったんだと思います。
値段から見ても飛行機で行くより、バスで行くのが面白いですし、オススメです!
では最後に今回の移動で気づいたことを書いときます。
①バス移動は飛行機より7000円ほど安い!
②椅子は上段の椅子がいい!
③毛布があるので、クーラーの効きすぎは問題ない
④国境越えは「徒歩」
⑤軽食と水は多めに持っていた方がいい
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